脱毛コラム

脱毛方式の種類と予想できる効果まとめ|違いを知ることが脱毛成功のカギ!

脱毛方式にはいくつかの種類があり、脱毛サロンの光脱毛と医療脱毛クリニックのレーザー脱毛とで異なります。

一見複雑で面倒に感じられますが、脱毛方式の違いを知って自分に合うサロンやクリニックを選ぶのが、脱毛成功への大きなカギとなります。

この記事では、脱毛方式の種類や違い、メリットデメリットを詳しく解説しています。

ぜひ最後まで読み進め、自分に合う脱毛方式を見つけてくださいね。

※2024年11月時点の情報です。
※効果(ムダ毛の変化)には個人差があります。

 

脱毛方式の種類によって変わること

毛周期

脱毛方式によって変わることは、おもに3つあります。

脱毛できる毛質と肌質

脱毛できる毛質や肌質は、脱毛方式によって異なります。

脱毛サロンの光脱毛と、医療脱毛のレーザー脱毛に分けてみていきましょう。

光脱毛で脱毛できる毛質と肌質

光脱毛の脱毛方式は、おもに5種類。

得意とする毛質や肌質は、以下のとおりです。

脱毛方式 毛質 肌質
IPL 黒い毛◎
産毛×
色白◎
普通肌〇
SHR 黒い毛〇
産毛◎
日焼け〇
色黒〇
THR 黒い毛〇
産毛△
普通肌〇
日焼け△
S.S.C.M 黒い毛〇
産毛〇
普通肌〇
日焼け△
ハイパー
スキン
黒い毛△
産毛◎
日焼け◎
色黒◎

光脱毛の脱毛方式は、ムダ毛に含まれるメラニン色素に反応する光かどうか、またはターゲットとしている組織によって違いがあります。

脱毛機のスペックによっても効果は異なりますが、上記を基本と考えると良いでしょう。

医療レーザー脱毛で脱毛できる毛質と肌質

医療脱毛のレーザー脱毛方式は、おもに2種類。

得意とする毛質や肌質は、以下のとおりです。

脱毛方式 毛質 肌質
熱破壊式 黒い毛◎
産毛×
色白◎
普通肌〇
蓄熱式 黒い毛〇
産毛◎
日焼け〇
色黒〇

使用するレーザーによっても微妙な違いはありますが、脱毛方式の基本的な違いは上記のようになります。

光脱毛の、IPL方式とSHR方式に似ているともいえますね。

電気脱毛で脱毛できる毛質と肌質

ムダ毛の毛乳頭を電気の力で破壊する脱毛方式を、電気脱毛といいます。

脱毛サロンで受けられる美容電気脱毛と、医療脱毛クリニックで受けられるニードル脱毛とで多少の違いはありますが、脱毛できる毛質と肌質は、以下のとおりです。

毛質 肌質
ALL・OK

電気脱毛は、どんな毛質でも肌質でも脱毛できます。

白髪が増えてくるミドル世代や西汗代の脱毛や、ホクロ・アザ・シミの上に生えているムダ毛のお手入れもお手の物。

日本国内で受けられる脱毛の中で、もっとも効果が高くオールマイティな脱毛方式といえるでしょう。

※金属アレルギーの人は施術を受けられないこともあります。

サロン/クリニック通いの頻度

サロンやクリニックに通って施術を受ける頻度は、脱毛方式によって異なります。

おもな違いは、以下のとおりです。

1カ月おき ・SHR脱毛
・ハイパースキン脱毛
・蓄熱式
・電気脱毛
1~2カ月
おき
・S.S.C.M
2~3カ月
おき
・THR脱毛
・IPL脱毛
・熱破壊式

1カ月に1回ペースでお手入れを受けられる脱毛方式では、メラニン色素の量を問わず組織にダメージを与えられるため、短いスパンでの施術が可能。

一方、メラニン色素を通して組織に光やレーザーを届ける脱毛方式は、毛の成長に合わせて2~3カ月おきの施術となります。

痛みの感じ方

脱毛方式による痛みの感じ方を簡単にまとめると、以下のようになります。

脱毛の痛みに関するピラミッド型イラスト

毛乳頭に直接電気を流し強いダメージを与える電気脱毛は、もっとも痛みを感じやすいでしょう。

光やレーザーで感じる痛みは、熱さによるものです。

熱いものに触れたときに痛みを感じるのと一緒ですね。

中でも、熱破壊式は最高温度が約200℃ともいわれています。

一方、もっとも痛みを感じづらいハイパースキン脱毛は光の温度が約38℃、SHR脱毛は40~45℃です。

光脱毛の脱毛方式と予想できる効果

光脱毛の施術風景

脱毛サロンで受けられる光脱毛の脱毛方式について、詳しく説明します。

IPL脱毛方式の特徴

IPL(インテンス・パルス・ライト)脱毛は、ムダ毛に含まれるメラニン色素に反応する性質を持っています。

IPLの光は毛乳頭にダメージを与えますが、成長期の黒い体毛でなければ、光を吸収することはできません。

IPL脱毛方式の特徴は、以下のとおりです。

剛毛
産毛 ×
日焼け ×
ホクロ
アザ
×
痛み 中~強
周期 2~3カ月に
1回
効果が
見えやすい
部位
・手足
・ワキ
・VIO

IPL脱毛方式は、腕や脚、ワキ、VIOなど黒いムダ毛が目立つ部位に向いています。

お手入れを重ねるうちに、毛がポロポロ抜ける感覚が味わえるのは、IPL脱毛方式ならではのメリットといえるでしょう。

一方、背中や顔の産毛に影響を与えるのが難しく、日焼けや色黒肌には照射ができないというデメリットもあります。

SHR脱毛方式の特徴

SHR(スーパー・ヘア・リムーバブル)脱毛は、低い温度の熱を毛包全体にたくわえ、細胞に栄養を与えて発毛と育毛を管理する「バルジ領域」を弱らせます。

体毛の成長度合いによって効果が変わることはなく、身体全体のムダ毛を徐々に生えなくさせていく脱毛方式です。

特徴は、以下のとおりです。

剛毛
産毛
日焼け
ホクロ
アザ
痛み 無~弱
周期 1カ月に
1回
効果が
見えやすい
部位
・手足
・背中
・顔

SHR脱毛は、背中や顔の産毛をキレイにお手入れすることができます。

脱毛マシンのパワーによっては、剛毛もしっかり脱毛できるでしょう。

痛みや熱を感じづらく、ヤケドや肌の炎症といったトラブルリスクが低いのもメリットのひとつです。

一方、どんどん毛がなくなるといった実感を持つことは難しく、回数を重ねて徐々に毛を薄くしていくという変化をたどります。

THR脱毛方式の特徴

THR(サーモ・ヒート・リムーバブル)脱毛は、照射する光の中に赤外線と同性質の熱エネルギーが含まれています。

脱毛の仕組みはIPL脱毛方式と変わりませんが、肌に浸透しやすい光を利用する分、産毛などにも影響を与えられるでしょう。

特徴は、以下のとおりです。

剛毛
産毛
日焼け
ホクロ
アザ
×
痛み 弱~中
周期 2~3カ月に
1回
効果が
見えやすい
部位
手足

THR脱毛方式は、痛みや熱を感じづらく肌トラブルリスクの低いIPL脱毛と考えておくと良いでしょう。

しかし、現在日本国内で流通しているTHR脱毛マシンはほとんどが卓上サイズの小型機で、パワーが強くないというデメリットがあります。

IPL脱毛方式のように剛毛を減らしていくには、やや時間がかかるかもしれません。

S.S.C.M方式の特徴

S.S.C.M(スムース・スキン・コントロール・メソッド)方式は、イタリアの医療機器メーカーである「DEKA社」が考案した脱毛方式。

抑毛成分配合のジェルや化粧水を肌に塗り、その上から美容ライトを照射して成分を皮膚に浸透させ、発毛と育毛をコントロールする仕組みになります。

特徴は、以下のとおりです。

剛毛
産毛
日焼け
ホクロ
アザ
×
痛み 弱~中
周期 1~2カ月に
1回
効果が
見えやすい
部位
手足

S.S.C.M方式は、光のエネルギーで細胞にダメージを与えるよりも、ジェルに含まれる抑毛成分の働きが重要となります。

黒いムダ毛にも産毛にも影響を与えることができますが、ムダ毛の変化はゆっくりです。

ヤケドや肌の炎症といったトラブルリスクは低く、痛みを感じづらいところがメリットといえるでしょう。

ハイパースキン脱毛方式の特徴

ハイパースキン脱毛は、光脱毛の中でもっともパワーが弱く、小さな子供でもお手入れを受けられるほど安全な脱毛方式です。

体温と変わらない温度の光を肌に当て、毛が生える前の発毛因子にダメージを与えます。

特徴は、以下のとおりです。

剛毛
産毛
日焼け
ホクロ
アザ
痛み ほぼ無
周期 1カ月に
1回
効果が
見えやすい
部位
・背中
・顔

ハイパースキン脱毛が効果を発揮するのは、おもに背中や顔などの産毛に対してです。

一方、光のパワーが弱いため黒い毛や剛毛を減らすには時間がかかるでしょう。

痛みに弱い人や、敏感肌または乾燥肌の人におすすめの脱毛方式です。

ハイブリッド脱毛とは?

近年、〇〇脱毛方式ではなく「ハイブリッド脱毛」という言葉も聞かれるようになりました。

ハイブリッド脱毛とは、複数の脱毛方式をかけ合わせているのが特徴で、おもにIPL脱毛とSHR脱毛の組み合わせとなります。

どちらの特徴も兼ね備えているため、剛毛も産毛も脱毛したいという人に人気です。

一方、脱毛マシンのスペックによっては、IPL/SHRどちらのパワーも弱く脱毛完了までに時間がかかってしまうというデメリットもあります。

医療脱毛の脱毛方式と予想できる効果

脱毛

医療脱毛クリニックで受けられるレーザー脱毛の脱毛方式について、詳しく説明します。

熱破壊式の特徴

熱破壊式のレーザー脱毛は、ムダ毛に含まれるメラニン色素に反応する性質を持っています。

毛根を攻撃して毛乳頭を破壊するパワーがありますが、成長期の黒い体毛でなければ、レーザーを吸収することはできません。

熱破壊式の特徴は、以下のとおりです。

剛毛
産毛 ×
日焼け ×
ホクロ
アザ
×
痛み
周期 2~3カ月に
1回
効果が
見えやすい
部位
・手足
・ワキ
・VIO

医療脱毛は、レーザーの種類によっても特徴や効果が異なります。

一般的なのはアレキサンドライトレーザーですが、もっとも到達深度が深いYAGレーザーの場合、熱破壊式の脱毛方式でも産毛に影響を与えることが可能です。

一方、部位によっては非常に強い痛みを感じるため、クリニック通いがストレスになってしまうこともあるでしょう。

蓄熱式の特徴

蓄熱式脱毛は、低い温度の熱を毛包全体にたくわえ、細胞に栄養を与えて発毛と育毛を管理する「バルジ領域」を弱らせます。

体毛の成長度合いによって効果が変わることはなく、身体全体のムダ毛を徐々に減らしていく仕組み。

特徴は、以下のとおりです。

剛毛
産毛
日焼け
ホクロ
アザ
痛み 弱~中
周期 1カ月に
1回
効果が
見えやすい
部位
・手足
・背中
・顔

蓄熱式脱毛を採用している医療脱毛クリニックは、近年で非常に増えてきています。

医療脱毛=痛いというイメージを持っている人も、一度テスト照射を受けてみると良いかもしれません。

医療脱毛の中ではストレスを感じづらい脱毛方式ですが、熱破壊式に比べてムダ毛の変化を実感するのに時間がかかるのがデメリットです。

電気脱毛の脱毛方式と予想できる効果

ニードル脱毛

脱毛サロンと医療脱毛で受けられる、それぞれの電気脱毛について詳しく紹介します。

美容電気脱毛方式の特徴

脱毛サロンやエステで受けられる電気脱毛を、美容電気脱毛といいます。

お手入れに使用するのは、先端が細くなった専用の電極です。

脱毛したいムダ毛の毛穴から電気を流し、1本1本抜いていくという脱毛方法になります。

美容電気脱毛には、直接電気を流す「電気分解法」と高周波でダメージを与える「フラッシュ法」、両方を組み合わせた「ブレンド法」の3種類があります。

いずれも毛質を問わず、高い効果に期待ができますが、1本ずつ処理していくためお手入れに時間がかかり、痛みが強いところがデメリットです。

ニードル脱毛方式の特徴

医療脱毛クリニックで受けられる電気脱毛を、ニードル脱毛といいます。

施術に使用するのは、専用の絶縁針です。

脱毛したいムダ毛の毛穴に針を挿入し、直接電気を流して毛乳頭を死滅させます。

絶縁コーティングされた医療針を使うので、より強い電気エネルギーを流すことができ、エステの美容電気脱毛より効果が高いといわれています。

一方、施術前の血液検査が必須で、自分専用の針を購入しなければならないため、出費が高額になるというデメリットも。

痛みが強く、毛穴の炎症などトラブルのリスクもあります。

まとめ

まとめと書かれたカード

光脱毛、レーザー脱毛、それぞれにさまざまな脱毛方式があります。

自分に合う脱毛方式でお手入れを受けられるサロンやクリニックを選ぶことが、少ない回数と少ないストレスで脱毛を終わらせられる最大のポイントとなるでしょう。

どんな脱毛方式が自分に合うかわからない人は、カウンセリングでテスト照射を受けたり、安い料金の体験キャンペーンに申し込んだりするのもおすすめです。

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