生理中は脱毛できないといわれるのはなぜ？
生理中に脱毛の予約日がきたときはどうすればいい？
生理を申告せずに脱毛を受けることはできる？
このような悩みを持っていませんか？
生理中は脱毛できないとよくいわれますが、実は絶対にNGというわけではありません。
この記事では、生理中の脱毛について詳しく解説しています。
生理中でも脱毛を受ける方法や、生理に気をつけながら脱毛を続けるコツも紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
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目次
生理中に脱毛できないといわれる理由
生理中は、基本的に脱毛できません。理由を3つに分けて説明します。
衛生上の問題
生理中に脱毛ができないのは、衛生上の問題からです。
経血が脱毛機に付着したりベッドに流れたりすると、施術後の清掃や消毒が大変になってしまいます。
周囲を汚さずに、スタッフが施術をおこなうこと自体が困難なので、生理中の脱毛はNGとされています。
肌がデリケートな状態になっているから
生理中はホルモンバランスが変化して肌が敏感な状態になっていることも、脱毛ができない理由のひとつです。
脱毛サロンの美容ライトや医療脱毛クリニックのレーザーは、健康なときでも肌に負担をかけてしまいます。
肌がデリケートな状態になっているときはトラブルリスクが高まり、炎症や極度の乾燥を引き起こすことがあります。
痛みやストレスを感じやすいから
生理中に脱毛できない理由のひとつに、痛みやストレスを感じやすくなっているからという点があげられます。
いつもより痛みを感じやすいと、脱毛マシンの出力を下げなければならず、最大限の効果を得ることができません。
また、体調不良になりやすい時期なので、脱毛よりも身体を休めることを優先するべきという考え方もあるでしょう。
生理中でも脱毛ができるケース
生理中でも脱毛ができるふたつのケースと注意点を解説します。
VIOとヒップ以外のパーツOKのところが多い
生理中は脱毛ができないとはいえ、脱毛自体がNGというわけではなく、VIOとヒップ以外のパーツはお手入れしてもらえるケースがあります。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックによって対応が異なるので、詳しくは直接問い合わせてみるのがおすすめです。
生理中にデリケートゾーン以外の脱毛を受けるときは、大きめのナプキンを身に着け、念のため替えの下着を持っていきましょう。
タンポンを使用すればOKのところもある
脱毛サロンや医療脱毛クリニックによっては、タンポンを使用すればVIOの施術もOKとしているケースがあります。
予約キャンセルで施術1回分が消化されてしまう脱毛サロンや医療脱毛の場合は、タンポン使用で施術を受けたいですよね。
しかし、初めてタンポンを使うときは、上手に装着できなかったり体調が悪くなったりすることも考えられるので、慣れていない人にはおすすめできません。
※注意※鎮痛剤を使用しているときは脱毛できない
生理中に肌の調子が変わらない人でも、鎮痛剤を飲んでいる場合は脱毛を受けられません。
生理用の薬にかかわらず、ほぼすべての脱毛サロンや医療脱毛クリニックで、薬を服用している際は基本的に施術NGとなっています。
医療機関で鎮痛剤を処方してもらっている人は、脱毛をしても問題ないという医師の同意書があれば、施術を受けられることもあります。
脱毛当日に生理がきてしまったときの対処法
脱毛の予約を入れていた当日に生理がきてしまったときの対処法を、3つに分けて紹介します。
サロンやクリニックに連絡をする
脱毛当日に生理がきてしまったときは、まず予約を入れていた脱毛サロンや医療脱毛クリニックへ連絡しましょう。
予約サイトやアプリではなく、できれば直接電話をするのがおすすめです。
サロンやクリニックの方針、または体調によっては、VIOとヒップ以外の施術を受けることができます。
予約キャンセルになってしまう場合も、それぞれのキャンセルポリシーがあるので直接電話をして相談するのが一番ですね。
生理が完全に終わってから予約を入れ直す
予約をキャンセルして後日に振り替える際は、生理が完全に終わってからにしましょう。
生理終わりかけで経血が少なくなっていても、生理が完全に終わらないうちは脱毛を受けられません。
生理後にすぐに予約を入れられず、1カ月以上先になってしまう場合は、次回の生理周期を考慮して予約をしてくださいね。
予約キャンセルのペナルティに注意
予約当日にキャンセルをする場合、キャンセルのペナルティには注意が必要です。
キャンセルなしでVIOとヒップのみ後日に振り替えてくれるところや、キャンセル料が別途発生するところは、問題ありません。
もっとも避けたいのは、施術1回分を消化されてしまうことです。
脱毛サロンや医療脱毛ごとに、予約キャンセルに関するペナルティは異なるので、事前に必ず確認しておきましょう。
生理前後に脱毛を受ける最適なタイミング
生理を避けて脱毛を受けるタイミングについては、以下の2点を参考にしてください。
生理が終わって1週間後がベスト
脱毛のベストなタイミングは、生理が完全に終わってから1週間後くらいです。
なぜなら、生理の1週間後に女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が増加するからです。
エストロゲンはコラーゲンの活性化や皮膚の水分量増加などに役立つため、肌の状態がもっとも良くなり、脱毛に適していると考えられます。
排卵後～生理前は体調不良が起こりやすいのでNG
排卵から生理までの間は、脱毛に適していません。
この時期は、妊娠に必要な栄養や水分を体内に貯蓄しようと身体が働くため、体重増加やむくみ、肌荒れなどの不調が起こります。
脱毛によってストレスを強く感じたり肌荒れリスクが高くなったりするので、脱毛は控えて身体を休めましょう。
生理に気をつけながら脱毛を続けるコツ
生理に気をつけながら脱毛をスムーズに続けるコツを、3つに分けて紹介します。
1カ月に1回ペースで通えるところを選ぶ
脱毛施術の間隔が空きすぎず、1カ月に1回ペースでコンスタントに通える脱毛サロンや医療脱毛クリニックなら、生理周期に合わせやすいでしょう。
1カ月おきに通えるサロンやクリニックの特徴は、以下のとおりです。
SHR脱毛方式の脱毛サロン
ハイパースキン脱毛方式の脱毛サロン
蓄熱式脱毛の医療脱毛クリニック
上記に加え、予約が取りやすいかどうかもチェックしておきたいことのひとつ。
とくに、医療脱毛は数が少なく混みやすい傾向にあるので、注意が必要です。
予約キャンセルのペナルティがゆるいところを選ぶ
生理周期が不安定な人は、予約キャンセルペナルティがゆるい脱毛サロンや医療脱毛クリニックを選ぶのも、ひとつの手段です。
予約キャンセルのペナルティについては、以下を参考にしてください。
〇キャンセル料、ペナルティなし
△キャンセル料が別途発生
× 施術1回分消化
施術1回分が消化されるルールの脱毛サロンや医療脱毛で全身脱毛の契約をしていた場合、生理が重なっただけで、全身脱毛1回分を損してしまいます。
心配な人は、キャンセルポリシーはもちろんのこと、キャンセル申し入れのリミットがいつになるかも必ず確認しておきましょう。
VIOのみ後日施術してくれるところを選ぶ
予定外に生理がきてしまったときも、キャンセルをせずにデリケートゾーン以外の脱毛を受けられる脱毛サロンや医療脱毛は多いです。
しかし、当日できなかったVIOとヒップの施術だけを後日に振り替えられるかどうかは、サロンやクリニックによって異なります。
念のため、追加料金なしでデリケートゾーンのみ後日に振り替えられるところを選ぶと良いですね。
まとめ
生理中に脱毛ができないのは、衛生上の観点からでもありますが、利用者の肌や体調を考慮しての理由が大きいです。
とくに、生理中は心身ともにコンディションが悪くなってしまう人は、無理して脱毛をせず、身体を休めて過ごすのが一番ですよね。
生理周期に合わせて定期的に脱毛を進めていくためには、1カ月に1回ペースで通える脱毛サロンや医療脱毛を選ぶのがおすすめ。
また、予約キャンセルのペナルティがないところや、デリケートゾーンのみ追加料金なしで振り替えてくれるところがあればバッチリです！
予定外の生理がきても焦らず済むように、脱毛を始める前には生理時の対応を事前に必ず質問しておきましょう。
