脱毛中は肌が敏感になりやすく、脱毛を始める前よりも、毎日しっかりと保湿することが大事です。
おそらく、どの脱毛サロンでも「脱毛と保湿はセット」といったアドバイスがあるでしょう。
この記事では、脱毛中の保湿に関する心配ごとを解決していきます!
保湿剤の選び方や部位別のお手入れ方法、さらに脱毛前にやってはいけない注意点も紹介するので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。
※当サイトの記事には一部広告を使用しています。
脱毛後や脱毛期間中に保湿が必要な理由

脱毛後や脱毛期間中に保湿が必要な理由を、3つに分けて解説します。
肌トラブルを防ぐため
脱毛中に保湿が大切といわれるのは、肌を保護してトラブルを防ぐためです。
脱毛サロンで受けられる光脱毛の温度は、低くて40℃前後/高くて80℃まで到達します。
光の熱は皮膚から水分を奪い、以下のようなトラブルを引き起こすリスクを産みます。
 肌の乾燥
肌の乾燥
 粉拭きやひび割れ
粉拭きやひび割れ
 シワ
シワ
これらを未然に防ぐため、脱毛期間中は普段以上の保湿が必要となるのです。
脱毛時の痛みをやわらげるため
脱毛中に保湿が必要な理由のひとつに、お手入れ時の痛みをやわらげるというものがあります。
皮膚が乾燥していると外部からの刺激を感じやすく、神経も敏感になります。
そのため、乾燥している肌は光を照射する際に痛みをより強く感じてしまうというデメリットがあるのです。
普段から保湿をしてうるおいを保っている肌は、熱に耐えられる強さがあり、痛みも感じづらくなるでしょう。
脱毛効果を上げるため
きちんと保湿してある肌と乾燥している肌とを比べると、前者のほうが高い脱毛効果に期待ができるといわれています。
よく例に出されるのが、土と草の関係。乾いて固くなった土に生えている草よりも、湿り気があって柔らかい土に生えている草の方が、簡単に抜けますよね。
また、肌の状態がととのっていると毛が生えるサイクルが一定になり、光の影響を受けやすくなるというメリットも。
さらに、水分量が多い肌はお手入れ時の痛みを感じづらいため、マシンの出力を上げて照射できるようにもなります。
脱毛中の保湿剤の選び方

脱毛中の保湿には、以下の2点に注意して保湿剤を用意しましょう。
低刺激の保湿剤を選ぶ
脱毛後の肌は、これまでよりもデリケートになっていることは間違いありません。
そのため、脱毛期間中は低刺激性の保湿剤を使うのがおすすめ。ポイントは、以下の5つです。
 敏感肌用
敏感肌用
 薬用
薬用
 ベビー用
ベビー用
 自然由来の原材料
自然由来の原材料
 アルコールフリー
アルコールフリー
すべての条件をそろえるのではなく、無理のない価格帯で続けられる保湿剤を選びましょう。
保湿力の高さで選ぶ
もともと肌が乾燥しやすい人は、保湿力の高さに注目して選ぶと良いでしょう。ポイントは、以下の3つです。
 油分が多く含まれるクリーム系
油分が多く含まれるクリーム系
 水分補給からキープまで担えるオールインワンゲル
水分補給からキープまで担えるオールインワンゲル
 高保湿&低刺激の植物性オイル
高保湿&低刺激の植物性オイル
熱によって水分を奪われた肌は、外部から水分を与えてもそれをキープする力が弱くなっています。
つねに水分を保っておけるよう、外からしっかりフタをしてあげられる保湿剤を選んでくださいね。
脱毛後におすすめの保湿方法

脱毛後の保湿方法を、部位別で解説します。
顔の保湿
脱毛後の顔の保湿は、以下の2点を意識しておこないましょう。
 低刺激で肌になじみやすい化粧水でたっぷりと水分を与える
低刺激で肌になじみやすい化粧水でたっぷりと水分を与える
 油分の多いクリーム系保湿剤でフタをして水分をキープする
油分の多いクリーム系保湿剤でフタをして水分をキープする
顔の皮膚は、身体の中でもっとも薄くデリケートです。
脱毛後は熱が奪われた状態で、なおかつ紫外線やホコリなど外部からの刺激も避けられません。
普段以上に水分を与え、手厚く保護してあげることが大切です。
手足の保湿
脱毛後の手足の保湿は、以下の2点を意識しておこないましょう。
 伸びの良い性質の保湿剤を使用する
伸びの良い性質の保湿剤を使用する
 露出している部分は念入りに保湿する
露出している部分は念入りに保湿する
範囲が広い手足は、すみずみまでケアできるよう伸びの良い保湿剤を使うのがおすすめです。
服との摩擦が多く、皮膚が黒ずみやすいヒジやヒザなどは、保湿剤を多めに使ってあげると良いでしょう。
また、春から秋にかけては、脱毛期間中も手足が露出しているケースが多いですよね。
外部からの刺激を受けやすいので、露出している部分はとくに念入りにケアしてください。
身体の保湿
脱毛後の身体の保湿は、以下の2点に注意しておこないましょう。
 伸びの良い性質の保湿剤を使用する
伸びの良い性質の保湿剤を使用する
 鏡などで確認しながらすみずみまで保湿する
鏡などで確認しながらすみずみまで保湿する
ボディ部分の保湿は、伸びの良い性質の保湿剤を使って全体をしっかりケアしましょう。
量をケチらずに使えるよう、コスパが良い市販品を使うのもおすすめです。
また、目が届かない部位は保湿を忘れてしまいがちになるので、入浴後に鏡の前でケアをおこなうと良いですよ。
VIOの保湿
脱毛後のVIOの保湿は、以下の2点に注意しておこないましょう。
 低刺激性で油分少な目の保湿剤を使う
低刺激性で油分少な目の保湿剤を使う
 キレイに洗ってからケアをする
キレイに洗ってからケアをする
VIOも、顔と同じように肌がデリケートな部位です。
また、VIOのムダ毛は太いので光やレーザーの影響を受けやすく、肌も過敏になっています。
できるだけ刺激が少ない保湿剤を使い、そっとケアしてあげましょう。
また、VIOは雑菌が繁殖しやすいので、お手入れ前には必ず清潔にしてくださいね。
保湿剤+加湿器の使用もおすすめ!
脱毛した肌への保湿はもちろんのこと、普段から加湿器を使用するのもおすすめです。
テーブルや枕もとに置いておける小型のタイプや、電気を使わないエコタイプなど、常時使えそうな加湿器を探してみるのも良いですね。
脱毛当日にやってはいけない肌のお手入れ

脱毛サロンや医療脱毛クリニックに行く前に、絶対やってはいけないことを3つに分けて解説します。
保湿クリームを使ったお手入れ
脱毛施術を受ける前は、クリーム系の保湿剤を使ってはいけません。
なぜなら、クリームが毛穴に入り込むことによって光やレーザーから受ける影響が減ってしまう可能性があるからです。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックへ行く当日は、シンプルな化粧水だけにしておくのが無難です。
カミソリを使ったシェービング
脱毛当日に施術部位のシェービングをすると、肌が敏感になった状態で光やレーザーを当てることになります。
とくにカミソリを使ったシェービングは絶対NG!
表皮が剥がれてバリア機能が失われ、普段よりも刺激を受けやすくなってしまいます。
施術部位のシェービングは必ず前日までに、電子シェーバーを使って優しくおこないましょう。
硬めのボディスポンジで身体を洗う行為
脱毛当日に入浴し、ボディスポンジでごしごし身体を洗うのは避けましょう。
「施術時はできるだけキレイにしておきたい」「ワキやVIOが臭わないか心配」という気持ちもあるでしょうが、脱毛当日に皮膚を強くこすると肌トラブルのリスクが高まります。
入浴してからサロンやクリニックに行く場合は、水圧の弱いシャワーを浴びるなどし、ボディソープを使って手のひらで身体をなでる程度にしておきましょう。
まとめ
脱毛後や脱毛期間中の保湿は、肌を保護してトラブルを防ぐだけではなく、脱毛効果を上げることにもつながります。
バリア機能が働いている強い肌は、マシンの出力を上げても痛みや熱を感じづらく、毛が抜けやすくなるからです。
限られた回数で脱毛の効果を最大限に得るために、脱毛期間中は念入りな保湿を頑張りましょう!
脱毛サロンや医療脱毛クリニックでは、毎日のスキンケアのアドバイスをしてくれることもあるので、肌に合う保湿剤やお手入れの方法を相談してみるのもおすすめです。
 
    












