脱毛ラボのオリジナル脱毛器【ホームエディション】って本当に効果あるの?
ホームエディションには効果ないっていう口コミも見るけど…。
と気になっていませんか?
自宅でのシェービングやワックスでのお手入れに変わり、現在は脱毛サロンや家庭用脱毛器で本格脱毛するのが主流です。
特に、ライフスタイルに合わせて好きな時間にお手入れができる家庭用脱毛器は、美容家電の人気トップをキープしていますよね。
そんな家庭用脱毛器が、人気脱毛サロンの脱毛ラボから販売されています。
その名も【ホームエディション】!
美容メーカーや家電メーカーではなく、脱毛の専門である脱毛サロンがプロデュースした家庭用脱毛器は、他の製品とはどう違うのでしょうか?
そして、業務用のパワーを持ったサロンクオリティの脱毛器というのは、本当なのでしょうか?

脱毛ラボも気になるけど、ホームエディションも気になる!という人は必見です。
早速、詳細を見ていきましょう。
※2021年9月時点の情報です。
目次
ホームエディションってどんな脱毛器?
では、まずはホームエディションのスペックや特徴を紹介します。
ホームエディションのスペック
脱毛ラボのホームエディションは、全300万発の小型家庭用脱毛器です。
価格 | 71,478円(税込) |
照射数 | 300万発 |
出力 | レベル1~5 |
脱毛範囲 | 全身(粘膜部分NG) |
脱毛方式 | IPL |
カートリッジ | 交換なし |
冷却機能 | あり |
連射機能 | あり |
ホームエディションは、本体からハンドピースがつながっているのではなく、ハンドピースそのものが本体になっています。
操作方法がわかりやすく、セッティングや後片付けも簡単なところがメリットです。
本体にクーリング機能が搭載されているため、冷却ジェルや保冷材の必要がなく、届いたらすぐに始められるのも嬉しいですね。
脱毛ラボがプロデュースした家庭用脱毛器
ホームエディションは、国内外に60店舗展開・脱毛実績40万人の人気脱毛サロン【脱毛ラボ】が考案した家庭用脱毛器。
脱毛ラボを訪れるたくさんの女性のムダ毛悩みや肌悩みを知り尽くした、サロンプロデュースの脱毛器なんですね。
ちなみに大手脱毛サロンの中では、日本初となるサロンオリジナルの脱毛器です!
脱毛ラボのホームエディションがおすすめな人
脱毛はしたいけれど、脱毛サロンに通うことができない…という人にとって、脱毛ラボのホームエディションは頼りになる味方!
お金に余裕がない
忙しくてサロン通いができない
子育て中で自由な時間がない
近くに脱毛サロンがない
他にも、転勤や長期出張が多い・サロンに通うのが恥ずかしいなど、いろいろな事情で脱毛をあきらめている人がいます。
家庭用脱毛器なら、いつでもどこでも自由に脱毛をすることができますよね。
脱毛方式はIPL脱毛
ホームエディションの脱毛方式は、キセノンフラッシュランプによるIPL脱毛です。
IPL脱毛とは「インテンス・パルス・ライト」の略で、家庭用脱毛器の9割はこのIPL脱毛となります。
IPL脱毛の特徴は、大きく分けて以下の3つです。
黒い毛にしか効果が期待できない
照射の時に痛みを感じる
日焼け肌やホクロには照射できない
脱毛サロンで受ける脱毛施術とは違い、ホームエディションをはじめとした家庭用脱毛機は、何があっても自己責任。
効果を出したいがためにレベルを上げて火傷をしてしまった…という人も多いので、注意が必要です。
ホームエディションのデメリット
続いて、ホームエディションのデメリットに触れていきましょう。本体価格71,478円は、決して安くはありません。後から悔やむことのないよう、しっかりチェックしてくださいね。
カートリッジが交換できない
人気の家庭用脱毛器は、カートリッジが取り外しできて交換可能ですが、脱毛ラボのホームエディションは交換不可。
照射回数は300万発なので、全身脱毛1回につき1,500~2,000発ほど消費すると考えると、ホームエディション1台で150~200回使えるということになります。
ですが、カートリッジが交換できないということは、使い切る⇒ゴミになってしまうということを忘れずに!

脱毛ラボと同じ脱毛方式ではない
脱毛ラボプロデュースの家庭用脱毛器というと、つい「脱毛ラボの脱毛が家でもできるの?」と思ってしまいますが、実は違います。
脱毛ラボは、脱毛機&専用ジェルの「S.S.C.M.脱毛」という方式を採用しています。イタリアの医療機器メーカーが開発した美容脱毛機で、キセノンランプではなくクリプトンライトを搭載しています。
抑毛効果のあるジェルをお肌に塗り、そのジェルに対して光を照射する仕組みなので、ホームエディションとはまったく別物なのです。

2週間に1回の施術⇒脱毛が早く終わるわけではない
ホームエディションの公式サイトには、「2~8週間おきの施術」との記載がありますが、まず2週間に1回こまめに照射をし続けたとしても、脱毛完了までの期間が短くなるわけではありません…。
なぜなら、人の体毛には毛周期があるからです。
腕や脚は約2ヶ月周期で、毛が生えて自然と弱って抜け落ちるということを繰り返します。
2週間に1回照射をしたとしても、そのうちの3回は同じムダ毛に光を当てていることになり、その後から生えてきた毛は元気なまま。
元気な毛に繰り返し光を当てて弱らせていくのが脱毛なので、どんなにこまめにお手入れをしても、効果が高くなることはありません。

挫折してしまう可能性も…
家庭用脱毛器は、サロンに通う必要がなく・本体購入価格以外の出費がなく・誰にも知られず自分のペースで脱毛できるところがメリットです。
ただ、そのすべてを足したよりも大きなデメリットの1つが、「継続するのが難しい」ということ。
2週間に1回、何年間もずっと続けていくというのは、相当な意志が必要です。
脱毛サロンの予約が入っていれば、友達や彼氏の誘いを断ることができても、家庭用脱毛器の場合は「明日でも良いか」と先延ばしにしてしまいがち。
2~3日の延期が1週間になり、それが2週間になり…と、どんどん間が空いてそのうち脱毛するモチベーションも失われてしまうというケースは、決して少なくないんですよね。
脱毛は、定期的に続けていかなければ効果がありません。
ホームエディションの購入を検討している人は、確実に継続できるかどうかを、もう一度しっかり考えてみましょう。
ホームエディションの効果を検証
では、ホームエディションの肝心の脱毛効果を探っていきましょう。
業務用と同じパワーって本当?
ホームエディションの広告を見ると、脱毛サロンと同等の業務用パワー(約10ジュール)という記載があります。
これは、結論からいうと業務用のパワーではありません!
ちなみに、ジュールというのは熱量の単位の1つで、高ければ高いほど脱毛のパワーも高くなりますが、測定方法が脱毛器によって違いますし光の質や拡散の仕方でムダ毛に与える影響力も違ってきます。
また、家庭用脱毛器や業務用脱毛機は最大30ジュールまでが限度といわれているので、ホームエディションの約10ジュールは、業務用と比べて劇的に高いとはいえません。
ホームエディションだけで全身脱毛は可能?
手足やワキを脱毛したいという人には問題ありませんが、全身脱毛を自宅でしたいという人にとっては、ホームエディションでは仕上がりに不安が残ります。
そもそも、お金と時間をかけて脱毛サロンに行くメリットといえば、プロの手によるお手入れをしてもらえるというところが大きいですよね。
手や目が届かないパーツもキレイにしてもらえますし、打ち漏れのリスクも抑えられます。
家庭用脱毛器は、お金もかからず自分のペースで脱毛ができるというメリットがありますが、手が届かない箇所の脱毛をすることはできません。
背中
IOライン
うなじ
このあたりは、鏡を見ながらチャレンジするとしてもかなり難しいでしょう。
ホームケアだけでどこまでキレイにするかにもよりますが、脱毛サロンと同じようにホームエディションで全身脱毛をするというのは、あまり現実的ではないと考えられます。
ホームエディションvs脱毛ラボ!どちらがお得?
デメリットや効果を見て、「やっぱり脱毛ラボの方が良いのかな……」と思い始めてしまった人のために、ここで、ホームエディションと脱毛ラボを比較してみましょう。
価格/コスパを比較
脱毛ラボのプランは、月額制と回数制に分かれています。
- 月額…定額3,300円
- 回数制…6回175,980円
- 通い放題…319,980円~
※いずれも全身脱毛
なかなかのお値段です!
やはり、脱毛サロンに通ってプロにお手入れしてもらうというのは、金銭的に不安がある人にとってはかなりのハードルになりそう…。
対して、ホームエディションの全身脱毛の価格を計算してみると…。
- 300,000発(照射数)÷1,500発(全身脱毛に必要な照射数)=200回(全身脱毛ができる回数)
- 64,980円(本体価格)÷200回(全身脱毛ができる回数)=約324円(全身脱毛1回あたりの単価)
全身脱毛1回あたり、約324円という結果になりました。家庭用脱毛器の方がリーズナブルというのは予想できますが、これはかなりの差がつきましたね。
施術時間を比較
脱毛ラボでは、全身脱毛の施術時間を90~105分と案内しています。
これは純粋に施術(照射)の時間のみなので、実際にはもう少し時間がかかります。
- 受付
- 着替え
- シェービングの確認やジェルの塗布
- ジェルのふき取り
- 身支度やメイク
これらをすべて含めると、サロン滞在時間は2時間強というところでしょうか。
一方でホームエディションですが、背中やVIOなども同じように範囲に入れるとなると、もしかするとサロン以上に時間がかかるかもしれません。
視認できない・手が届かないパーツはスムーズに照射することができませんし、もし1人ですべてやるとなると、慣れていないうちは特に手間取ってしまうことも多いのではないでしょうか。
もっとも、受付も着替え・身支度も必要ないので、その点では気軽といえますね。
脱毛期間を比較
最後に脱毛期間ですが、これは脱毛ラボに軍配が上がりそうです。
脱毛ラボのS.S.C.M脱毛も、ホームエディションのIPL脱毛も、最適な施術ペースは2~3ヶ月に1回。
ホームエディションで2週間に1回お手入れをしたとてしも効果には関係ないので、結果的に脱毛に必要な期間は脱毛ラボと変わりません。
ただし、家庭用脱毛機はサロンよりも脱毛効果は薄いので、さらに回数が必要だと思われます。
脱毛ラボのS.S.C.M脱毛は、スムーズに予約が取れて2~3ヶ月おきのペースでサロン通いを続けるとすると、3~4年くらいで脱毛完了しそうです!
脱毛ラボのカウンセリングで案内されるサロンと脱毛器の併用とは?
ここで、ちょっとした裏情報をお伝えします。
実は、脱毛ラボの無料カウンセリングに行くと、必ずといって良いほど「サロン通い&ホームエディション」の併用をおすすめされるんです!
これは、いったいなぜなのでしょうか?
前述したように、脱毛ラボはS.S.C.M.脱毛方式/ホームエディションはIPL脱毛方式です。
脱毛ラボでの施術を受けている間にホームエディションでお手入れをしてしまうと、どちらがどのくらい効果があるのかもわからなくなってしまいますよね。
毛周期に合わせての施術が基本なので、スタート時期が同じであれば、施術のタイミングがずっと重なってしまいます。
必要以上に肌に熱を与えてしまうと、水分量が減って乾燥肌になってしまいますし、負担も大きいので、サロン&ホームケアのWアプローチはおすすめできません。
脱毛ラボに通っていると、ホームエディションの勧誘をされるという口コミもあるので要注意です。

ホームエディションの口コミ評価
最後に、ホームエディションの口コミを紹介します!なかなか辛口の意見もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
ホームエディションの良い口コミ
まずは良い口コミを見てみましょう。
- クーリング機能が気持ち良い。
- 付属品とかゴチャゴチャしていないので使いやすい。
- 操作が簡単!
- 手軽に使えるし、少しずつ毛も減ってきている気がする。
- 効果はゆっくりだけど、家庭用脱毛器なのでこの程度で充分かと。
良い口コミには、シンプルで使いやすいという声が目立ちました。本体のみで、すべて完結するところが良いですね。
ホームエディションの悪い口コミ
続いて、悪い口コミです。
- 最大レベルで半年使い続けているけど、一向に変化が見られない。
- 痛みはなかったけど赤い跡が残ってしまった。
- 「完全脱毛ではない。使用をやめると元に戻る」というような記載が説明書にあり、なんだかダマされた気分に……。
- サロンのクーポンや招待券が商品の箱に入っていた。自宅で本当に、サロンクオリティの脱毛ができるなら必要ないはずなのに。
こちらは、効果に期待して購入したのに!という内容のものが多い印象でした。
確かに、広告で「サロンと同じ業務用のパワー」といわれると、つい期待してしまいますよね。
実際は、脱毛サロンと同じレベルの仕上がりは望めません!くれぐれも注意してくださいね。
まとめ
脱毛サロンプロデュースの、初の家庭用脱毛器!ということで話題のホームエディションですが、肝心の脱毛効果をはじめ、さまざまなデメリットや不安材料が見つかりました。
確かに、自宅で気軽にムダ毛のお手入れができるのは魅力です。
脱毛はしたいけどサロンに通うのが難しいという人にとっては、とてもありがたい存在。ですが、脱毛をする最終目的は、ムダ毛をなくしてキレイになるということのはずですよね。
結局、ムダ毛のすべてがスッキリなくなるわけでもなく、理想のお肌を叶えることのできない家庭用脱毛器では、脱毛のゴールにたどり着くのは難しいといえるのではないでしょうか。
脱毛サロンの中には、痛みやストレスなく1~2年で全身脱毛を完了できるリーズナブルなお店もあります。
脱毛をして全身ツルンの美肌を目指すなら、まずは脱毛の方法や脱毛方式から検討してみましょう。