脱毛ラボのオリジナル脱毛器【ホームエディション】ってどんなもの?本当に効果はあるの?……と気になっていませんか?
自宅でのシェービングやワックスでのお手入れに変わり、現在は脱毛サロンや家庭用脱毛器で本格脱毛するのが主流です。
特に、ライフスタイルに合わせて好きな時間にお手入れができる家庭用脱毛器は、美容家電の人気トップをキープしていますよね。
そんな家庭用脱毛器が、人気脱毛サロンの脱毛ラボから販売されています。その名も【ホームエディション】!
美容メーカーや家電メーカーではなく、脱毛の専門である脱毛サロンがプロデュースした家庭用脱毛器は、他の製品とはどう違うのでしょうか?
そして、業務用のパワーを持ったサロンクオリティの脱毛器というのは、本当なのでしょうか?

脱毛ラボも気になるけど、ホームエディションも気になる!という人は必見です。早速、詳細を見ていきましょう。
目次
ホームエディションってどんな脱毛器?
では、まずはホームエディションのスペックや特徴を紹介します。
ホームエディションのスペック
脱毛ラボのホームエディションは、全300万発の小型家庭用脱毛器です。
価格 | 64,980円(税抜) |
照射数 | 300万発 |
出力 | レベル1~5 |
脱毛範囲 | 全身(粘膜部分NG) |
脱毛方式 | IPL |
カートリッジ | 交換なし |
冷却機能 | あり |
連射機能 | あり |
ホームエディションは、本体からハンドピースがつながっているのではなく、ハンドピースそのものが本体になっています。操作方法がわかりやすく、セッティングや後片付けも簡単なところがメリットです。
本体にクーリング機能が搭載されているため、冷却ジェルや保冷材の必要がなく、届いたらすぐに始められるのも嬉しいですね。
脱毛ラボがプロデュースした家庭用脱毛器
ホームエディションは、国内外に60店舗展開・脱毛実績40万人の人気脱毛サロン【脱毛ラボ】が考案した家庭用脱毛器です。
脱毛ラボを訪れるたくさんの女性のムダ毛悩みや肌悩みを知り尽くした、サロンプロデュースの脱毛器なのですね。
大手脱毛サロンの中では、日本初となるサロンオリジナルの脱毛器。脱毛サロンに通うお金や時間の余裕がない人でも、気軽にムダ毛のお手入れをすることができます。
ホームエディションがおすすめなのはこんな人
- お金に余裕がない
- 忙しくて脱毛サロンに通う時間を確保できない
- 子育て中で自由な時間がない
- 近くに脱毛サロンがない

脱毛方式はIPL脱毛
ホームエディションの脱毛方式は、キセノンフラッシュランプによるIPL脱毛です。
IPL脱毛とは「インテンス・パルス・ライト」の略で、家庭用脱毛器の9割はこのIPL脱毛となります。
IPL脱毛の特徴は、大きく分けて以下の3つです。
- 成長期の黒い毛をターゲットとする…体毛に含まれるメラニン色素が光を毛根まで届ける仕組みであるため、色素のない産毛や白髪は脱毛できません。皮膚トラブルの危険があるので、日焼け肌やホクロへの照射はおすすめできません。
- 照射時の刺激と痛みがある…IPLの光は平均70℃ほど。この熱が痛みとなって表れます。もっとも、家庭用脱毛器はそれほどの熱は発しないかもしれません。
- 2~3ヶ月に1回の施術が基本…成長期の毛以外は影響を受けないため、次回照射時までにムダ毛の成長を待つ必要があります。
ホームエディション以外の家庭用脱毛器も、同じ特性を持っています。ちなみに、脱毛ラボもIPLと似た性質の脱毛方式を採用しているため、上記の特徴が当てはまります。
ホームエディションのデメリット
続いて、ホームエディションのデメリットに触れていきましょう。本体価格64,980円は、決して安くはありません。後から悔やむことのないよう、しっかりチェックしてくださいね。
カートリッジが交換できない
人気の家庭用脱毛器は、カートリッジが取り外しできて交換可能ですが、ホームエディションは交換不可。
照射回数は300万発なので、全身脱毛1回につき1,500~2,000発ほど消費すると考えると、ホームエディション1台で150~200回使えるということになります。
ですが、カートリッジが交換できないということは、使い切る⇒ゴミになってしまうということを忘れずに!

脱毛ラボと同じ脱毛方式ではない
脱毛ラボプロデュースの家庭用脱毛器というと、つい「脱毛ラボの脱毛が家でもできるの!?」と思ってしまいますが、実は違います。
脱毛ラボは、脱毛機&専用ジェルの「S.S.C.M.脱毛」という方式を採用しています。イタリアの医療機器メーカーが開発した美容脱毛機で、キセノンランプではなくクリプトンライトを搭載しています。
抑毛効果のあるジェルをお肌に塗り、そのジェルに対して光を照射する仕組みなので、ホームエディションとはまったく別物なのです。

2週間に1回の施術⇒脱毛が早く終わるわけではない
ホームエディションの公式サイトには、「2~8週間おきの施術」との記載がありますが、まず2週間に1回こまめに照射をし続けたとしても、脱毛完了までの期間が短くなるわけではありません。
最速2ヶ月で脱毛が完了するというのも、かなり難しいのではないかと考えられます。
なぜなら、人の体毛には毛周期があるからです。腕や脚は約2ヶ月周期で、毛が生えて自然と弱って抜け落ちるということを繰り返します。
2週間に1回照射をしたとしても、そのうちの3回は同じムダ毛に光を当てていることになり、その後から生えてきた毛は元気なままです。

挫折してしまう可能性も…
家庭用脱毛器は、サロンに通う必要がなく、本体購入価格以外の出費がなく、誰にも知られず自分のペースで脱毛できるところがメリットです。
ただ、そのすべてを足したよりも大きなデメリットの1つが、「継続するのが難しい」ということ。2週間に1回、何年間もずっと続けていくというのは、相当な意志が必要です。
脱毛サロンの予約が入っていれば、友達や彼氏の誘いを断ることができても、家庭用脱毛器の場合は「明日でも良いか」と先延ばしにしてしまいがち。仕事で疲れていても、同じです。
2~3日の延期が1週間になり、それが2週間になり……と、どんどん間が空いてそのうち脱毛するモチベーションも失われてしまうというケースは、決して少なくありません。
脱毛は、定期的に続けていかなければ意味がありません。ホームエディションの購入を検討している人は、確実に継続できるかどうかを、もう一度しっかり考えてみましょう。
ホームエディションの効果を検証
では、ホームエディションの肝心の脱毛効果を探っていきましょう。
業務用と同じパワーって本当?
ホームエディションの広告を見ると、脱毛サロンと同等の業務用パワー(1照射あたり12ジュール)という記載があります。これは、結論からいうと業務用のパワーではありません!
ちなみに、ジュールというのは熱量の単位の1つで、高ければ高いほど脱毛のパワーも高くなりますが、測定方法が脱毛器によって違いますし光の質や拡散の仕方でムダ毛に与える影響力も違ってきます。
また、家庭用脱毛器や業務用脱毛機は最大30ジュールまでが限度といわれているので、ホームエディションの12ジュールは、業務用と比べて劇的に高いとはいえません。

ホームエディションだけで全身脱毛は可能?
手足やワキを脱毛したいという人には問題ありませんが、全身脱毛を自宅でしたいという人にとっては、ホームエディションでは仕上がりに不安が残ります。
そもそも、お金と時間をかけて脱毛サロンに行くメリットといえば、プロの手によるお手入れをしてもらえるというところが大きいですよね。
手や目が届かないパーツもキレイにしてもらえますし、打ち漏れのリスクも抑えられます。
家庭用脱毛器は、お金もかからず自分のペースで脱毛ができるというメリットがありますが、手が届かない箇所の脱毛をすることはできません。
- 背中
- IOライン
- うなじ
このあたりは、鏡を見ながらチャレンジするとしてもかなり難しいでしょう。
ホームケアだけでどこまでキレイにするかにもよりますが、脱毛サロンと同じようにホームエディションで全身脱毛をするというのは、あまり現実的ではないと考えられます。
ホームエディションvs脱毛ラボ!どちらがお得?
デメリットや効果を見て、「やっぱり脱毛ラボの方が良いのかな……」と思い始めてしまった人のために、ここで、ホームエディションと脱毛ラボを比較してみましょう。
価格/コスパを比較
脱毛ラボのプランは、月額制と回数制に分かれています。
- 月額…定額1,990円。14回の施術で全身脱毛が一巡するため、全身脱毛1回分の価格は27,860円
- 回数制…12回269,980円。1回あたりの単価は約22,498円
回数パックプランの方が少々お得ですが、どちらにしてもなかなかの高額ですね。
対して、ホームエディションの全身脱毛の価格を計算してみると……。
- 300,000発(照射数)÷1,500発(全身脱毛に必要な照射数)=200回(全身脱毛ができる回数)
- 64,980円(本体価格)÷200回(全身脱毛ができる回数)=約324円(全身脱毛1回あたりの単価)
全身脱毛1回あたり、約324円という結果になりました。家庭用脱毛器の方がリーズナブルというのは予想できますが、これはかなりの差がつきましたね。
施術時間を比較
脱毛ラボでは、全身脱毛の施術時間を60~90分と案内しています。これは純粋に施術(照射)の時間のみなので、実際にはもう少し時間がかかります。
- 受付
- 着替え
- シェービングの確認やジェルの塗布
- ジェルのふき取り
- 身支度やメイク
これらをすべて含めると、サロン滞在時間は2時間強というところでしょうか。
一方でホームエディションですが、背中やVIOなども同じように範囲に入れるとなると、もしかするとサロン以上に時間がかかるかもしれません。
視認できない・手が届かないパーツはスムーズに照射することができませんし、もし1人ですべてやるとなると、慣れていないうちは特に手間取ってしまうことも多いのではないでしょうか。
もっとも、受付も着替え・身支度も必要ないので、その点では気軽といえますね。
脱毛期間を比較
最後に脱毛期間ですが、これも脱毛ラボの月額制と回数制とで変わってきます。
月額プランは、月々の出費を安く済ませる代わりに1回の来店で全身の1/14パーツしか照射してもらえないため、全身脱毛1回分が14ヶ月かかります。仮に10回の全身脱毛を受けるとしたら、11年半はかかってしまうのです。
回数制プランは2週間に1回の来店可能なので、人気の12回プランだと6~7ヶ月で終了します。
ただし、脱毛ラボのS.S.C.M.脱毛は毛周期に合わせて通う必要があるので、例え6ヶ月でコースが終了しても脱毛が完了するとは限りません。
自分でしっかりスケジュール管理をして、2ヶ月に1度のペースで通った場合、12回で2年間必要になります。
ホームエディションで、しっかり仕上げるために2週間に1回の使用を続けるしても、結果は同じ。サロンよりも脱毛効果は薄いので、さらに回数が必要だと思われます。
脱毛ラボの月額制・回数制・ホームエディションの比較でいうと、脱毛ラボの回数制が一番早く脱毛完了しそうですね。
脱毛ラボのカウンセリングで案内されるサロンと脱毛器の併用とは?
ここで、ちょっとした裏情報をお伝えします。実は、脱毛ラボの無料カウンセリングに行くと、必ずといって良いほど「サロン通い&ホームエディション」の併用をおすすめされるんです!
これは、いったいなぜなのでしょうか?
前述したように、脱毛ラボはS.S.C.M.脱毛方式・ホームエディションはIPL脱毛方式です。
脱毛ラボでの施術を受けている間にホームエディションでお手入れをしてしまうと、どちらがどのくらい効果があるのかもわからなくなってしまいますよね。
毛周期に合わせての施術が基本なので、スタート時期が同じであれば、施術のタイミングがずっと重なってしまいます。
必要以上に肌に熱を与えてしまうと、水分量が減って乾燥肌になってしまいますし、負担も大きいので、サロン&ホームケアのWアプローチはおすすめできません。
脱毛ラボに通っていると、ホームエディションの勧誘をされるという口コミもあるので要注意です。

ホームエディションの口コミ評価
最後に、ホームエディションの口コミを紹介します!なかなか辛口の意見もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
良い口コミ
まずは良い口コミを見てみましょう。
- クーリング機能が気持ち良い。
- 付属品とかゴチャゴチャしていないので使いやすい。
- 操作が簡単!
- 手軽に使えるし、少しずつ毛も減ってきている気がする。
- 効果はゆっくりだけど、家庭用脱毛器なのでこの程度で充分かと。
良い口コミには、シンプルで使いやすいという声が目立ちました。本体のみで、すべて完結するところが良いですね。
悪い口コミ
続いて、悪い口コミです。
- 最大レベルで半年使い続けているけど、一向に変化が見られない。
- 痛みはなかったけど赤い跡が残ってしまった。
- 「完全脱毛ではない。使用をやめると元に戻る」というような記載が説明書にあり、なんだかダマされた気分に……。
- サロンのクーポンや招待券が商品の箱に入っていた。自宅で本当に、サロンクオリティの脱毛ができるなら必要ないはずなのに。
こちらは、効果に期待して購入したのに!という内容のものが多い印象でした。確かに、広告で「サロンと同じ業務用のパワー」といわれると、つい期待してしまいますよね。
実際は、脱毛サロンと同じレベルの仕上がりは望めません!くれぐれも注意してくださいね。
まとめ
脱毛サロンプロデュースの、初の家庭用脱毛器!ということで話題のホームエディションですが、肝心の脱毛効果をはじめ、さまざまなデメリットや不安材料が見つかりました。
確かに、自宅で気軽にムダ毛のお手入れができるのは魅力です。脱毛ラボのホームエディションだけではなく、家庭用脱毛器は人気の美容家電ですからね。
脱毛はしたいけどサロンに通うのが難しいという人にとっては、とてもありがたい存在です。ですが、脱毛をする最終目的は、ムダ毛をなくしてキレイになるということのはず。
結局、ムダ毛のすべてがスッキリなくなるわけでもなく、理想のお肌を叶えることのできない家庭用脱毛器では、脱毛のゴールにたどり着くのは難しいのです。
脱毛サロンの中には、痛みやストレスなく1~2年で全身脱毛を完了できるリーズナブルなお店もあります。脱毛をして全身ツルンの美肌を目指すなら、まずは脱毛の方法や脱毛方式から検討してみましょう。
当サイトの脱毛ランキングや脱毛サロン情報もぜひ参考にしてください!